全編に渡り、伏線が張り巡らされた緻密なストーリー、手に汗握る迫力のアクション、義に溢れた男たちの情と絆を描き、中国で放送されるや大きな反響を呼び起こした2015年最高のヒット作「琅琊榜(ろうやぼう)」。放送終了後は「琅琊榜ロス」を訴える人が続出したとも言われる大人気作です。
さらには、中国版エミー賞「国劇盛典」で10冠を獲得するなど話題となった本作のキャストやあらすじ、見どころを解説していきます。
琅琊榜(ろうやぼう)キャスト
まずは、主要キャストを紹介します。
梅長蘇(ばい・ちょうそ)/演:胡歌(フー・ゴー)
秘密結社・江左盟の宗主で、麒麟の才子として名を馳せました。その正体はかつて赤焔軍(せきえんぐん)を率いた将軍の息子・林殊(りんしゅ)であり、復讐のため朝廷の権力争いに身を投じます。
靖王(せいおう)/演:王凱(ワン・カイ)
武力と知力を兼ね備えた第七皇子。林殊の親友であり、かつて林家の潔白を訴えたことで皇帝から冷遇されています。
穆霓凰(ぼく・げいおう)/演:劉濤(リウ・タオ)
雲南郡主で、かつての林殊の婚約者。17歳の時、父親が戦死したため父の後を継いで南国境を守る大軍の統帥となりました。天才的な軍略家で大梁の南を守っています。皇帝から一品軍候の位を与えられ、琅琊榜で第十位にランクインしています。
蒙摯(もうし)/演:陳龍(チェン・ロン)
禁軍を統括する将軍。靖王と同じく林殊の親友であり、赤焔軍に所属していた時期がありました。長蘇の正体を知っており、陰から長蘇を支えています。
飛流(ひりゅう)/演:呉磊(ウー・レイ)
武術に優れた梅長蘇の護衛。長蘇につき従っており、長蘇以外には無愛想な態度を取ります。
誉王(よおう)/演:黄維徳(ヴィクター・ホァン)
第五皇子。皇太子派と激しい後継者争いを繰り広げており、梅長蘇が味方になったと信じています。
琅琊榜あらすじ
南北朝廷時代を模した架空の国・梁の宮廷では、後継者争いが激しさを増していました。そんな中、皇子たちは情報組織「瑯琊閣」から「麒麟の才子を得た者が天下を得る」との情報を入手します。
その麒麟の才子・梅長蘇は12年前に謀反の罪で破滅させられた赤焔軍の生き残りであり、林殊から蘇哲(そてつ)と名を変えて都に潜入していました。猛毒に侵され以前とは違う容貌になり、復讐を胸に秘めて舞い戻った彼は、やがて皇太子派と第五皇子・誉王派の勢力を削いでいきます。
琅琊榜の見どころ解説!
最後に、本作の見どころを解説していきます。
梅長蘇の姿
主人公の梅長蘇が、全てを俯瞰して天から号令をかけるように、次々と過去の因縁を解き明かし、涼しい顔で仲間たちの無念を晴らしていく様子が爽快です。
緻密なストーリー展開
琅琊榜の1つ目の魅力は、緻密なストーリー展開です。物語のあちこちに伏線が貼られており、後でそれが明かされる面白さがあります。
個性豊かなキャラクター
2つ目の魅力は個性豊かなキャラクターの登場です。それぞれのキャラクターが持つ背景や物語が深く掘り下げられ、視聴者をドラマの世界へ引き込んでくれるでしょう。
最後に
今回は、中国ドラマ「琅琊榜」のキャストやあらすじ、見どころを解説してきました。登場人物の多さに最初は複雑さを感じるかもしれませんが、徐々にわかってくると面白さが倍増し「2〜3話見た時点で止まらなくなった」という声が続出しています。
中国ドラマの傑作中の傑作と呼び声が高く、たくさんの見どころも満載なので、まだ視聴していない方や興味がある方はぜひご覧になってくださいね。