ザ・グローリー（韓国ドラマ）あらすじやキャスト！話題の理由は？

2022年12月31日からNetflixで独占配信されている韓国ドラマ「ザ・グローリー」。第59回百想芸術大賞では3冠を受賞し、主演のソン・ヘギョが女性最優秀演技賞を獲得しています。じわじわと徹底的に展開されている復讐劇は、背筋が凍るほどの演出です。そんな話題作のあらすじやキャスト、話題になっている理由について紹介していきます。

ザ・グローリー（韓国ドラマ）あらすじは？

本作はNetflixオリジナルで制作されたサスペンスドラマです。2022年に独占配信されたパート1が話題を呼び、2023年3月には待望の続編が配信されています。主人公は、高校時代に過激ないじめを受けた過去がありました。親や先生、警察にまで助けを求めましたが、誰からも手を差し伸べられず、深い絶望に陥ります。その後は地獄のような日々に耐えきれず、学校を自主退学。一度は命を絶とうと決意するも、加害者たちに復讐するべく生きることを決意します。

退学後、工場で働きながら必死に勉強し、高卒認定資格を取得。大学へも進学し、小学校教師として働き始めました。高校時代から数十年後、私立小学校の教師となり、綿密に練り上げた復讐計画をついに実行へ移し始めます。

ザ・グローリー（韓国ドラマ）キャストまとめ！

ザ・グローリーの主要キャストを紹介していきます。

ムン・ドンウン役 (ソン・ヘギョ)

主人公のムン・ドンウンは、誰にも心を開かず淡々としている女性です。貧しい家庭で育ち、高校時代に苛烈ないじめを受けていました。いじめから逃げるために自主退学するだけではなく母親にも捨てられ、心身共に極限まで追い詰められていきます。その後、復讐のために生きることを決意するのでした。

チュ・ヨジョン役 (イ・ドヒョン)

チョ・ヨジュンは復讐のためにエネルギーを燃やすドンウンに共感し、復讐を献身的に支える好青年です。母親が院長を務める総合病院で、整形外科医として働いています。一見、順調に人生を歩んでいますが、医師だった父親を患者に殺された経験から、心に傷を負っています。

パク・ヨンジン役 (イム・ジヨン)

高校時代にドンウンをいじめていたグループの主犯格であるパク・ヨンジンは裕福な家庭に育ち、美貌と両親からの偏った愛情により、何事も自分の思い通りに進めてきました。十数年後には気象キャスターとなり、建築会社の社長であるドヨンと結婚し、一人娘であるイェソルを授かりました。

カン・ヒョンナム役 (ヨム・へラン)

ヨジョンとともに、ドンウンの復讐の協力者となったカン・ヒョンナムは、夫のDVから娘を守るために、夫の殺害を条件にドンウンに協力します。明るい性格で、普段笑顔を見せないドンウンも、ヒョンナムの前では時折笑顔を見せることもあります。

ハ・ドヨン役 (チョン・ソンイル)

いじめの主犯格であったヨンジンの夫であるハ・ドヨンは、有名な建築会社の社長です。実はヨンジンが気象キャスターとして務めるテレビ局に出資しており、ヨンジンのキャリアの後ろ盾にもなっています。愛する家族とともに、充実した日々を送っていますが、趣味の囲碁を通じて、ドンウンに惹かれていくのでした。

ザ・グローリー（韓国ドラマ）話題の理由は？

「一度見始めるとはまる！」と中毒性があるドラマとして話題になっていますが、その理由とは何なのでしょうか？探ったところ、ソン・ヘギョが演じるムン・ドンウンが、感情を抑えて冷静に復讐という目的に向き合っている部分です。ドラマ的に際立っているのが、ただ怒りの感情を前面に出して執念で復讐を遂げようとするのではなく、長い年月をかけて理詰めで標的を追い込もうとし、反対に、標的たちは極端に感情的な人間ばかりで、その対比がとてつもなく痛快だと言われています。

他には、単身では限界があるため、自分の協力者をしっかり見つけて万全の態勢を作り上げて買復讐を本格化させる説得力のあるストーリーです。感情ではなく理性で、思い付きではなく戦略で…こうして復讐を成功させていくための道筋を作っていきます。そのストーリー展開は綿密で説得力があります。まさに良質のミステリーを読むような知的な好奇心を満喫させてくれる作品として話題になっていると言えるでしょう。