『復讐の渦』は韓国で2023年に放送されていたドラマです。『復讐の渦』は韓国の作品ではありますが、日本国内でもBSなどで放送されており、全部で120話もあるという長編ものになっています。『復讐の渦』はYouTubeでも一部公開されていますが、キャストや相関図はどうなっているのでしょうか。

そこで今回は、『復讐の渦』のキャスト相関図やあらすじ、みどころ、最後はどうなるのか解説します。

『復讐の渦』のキャスト相関図を解説!

『復讐の渦』は人気マクチャンドラマの1つだと言われており、放送当時も大きな話題になっていました。マクチャンドラマとは日本でいう昼ドラのようなもので、ドロドロとした愛憎劇や復讐劇が特徴となっている作品です。

『復讐の渦』は最高視聴率6.3%でしたが、日本にはない韓国特有のドロドロとした人間関係や復讐劇が話題になっていましたが、キャストや相関図はどうなっているのでしょうか。

それでは、『復讐の渦』のキャスト相関図を詳しくみていきましょう。

キム・ユソク/カン・チファン

『復讐の渦』において中心人物であるのは、シャインコスメティックという企業の社長であるカン・チファンです。カン・チファンを演じるのはキム・ユソクさんで、『大王の夢』などに出演していたことで知られていますね。カン・チファンは主人公であるユン・ソル(ヘイン)の実母であるスニョと交際していましたが、ムジョン建設会長の娘・ミガンと結婚するために別れを選びますが、身ごもっていることを知って殺害計画を企てます。

そして、実の娘とは知らずにユン・ソルと養母である元秘書のジョンイムを狙います。

チョン・ヘヨン/ユン・ソル(ヘイン)

『復讐の渦』の主人公であるユン・ソルを演じているのは、『今日のウェブトゥーン』などで知られるチョン・ヘヨンさんです。ユン・ソルの本名はヘインという名前ですが、母・スニョンを死に追いやった相手に復讐するために偽名を使ってシャインコスメティックに勤務します。そして、復讐の相手というのがカン・チファンですが、ユン・ソルは実の父親ということを知りません。

シム・イヨン/スニョン

カン・チファンの元恋人で、ユン・ソルの母親・スニョンを演じているのは、シム・イヨンさんです。スニョンはジョンイムの助けを借りて島に隠れて、ユン・ソルを出産しますが、カン・チファンの手下に追い詰められてしまい、崖から飛び降りてしまいました。

ソ・ハンギョル/ハ・ジヌ

主人公であるユン・ソルと恋愛関係となるハ・ジヌ役を演じているのは、ソ・ハンギョルさんです。ハ・ジヌはソンジュグループ会長であるユンモの息子で、幼い時に川でおぼれてしまい、母親が助けようとしてくれたがなくなってしまい、それ以降離せなくなってしまいました。

しかし、そんな時にユン・ソルと出会ってハ・ジヌは再び喋れるようになり、父親であるユンモに妹にして欲しいとお願いします。ユンモもそのことを承諾しますが、約束の日にユン・ソルは現れず、大人になってから出会います。

チョン・ウヨン/カン・セナ

カン・セナは演出家のユン・イチャンとミガンの娘ですが、カン・チファンの子供として育てられます。そんな複雑な関係の娘役を演じているのはチョン・ウヨンさんです。カン・セナはシャインコスメティック専属モデルとして活躍し、幼い頃からハ・ジヌのことを一途に思っていました。また、社長令嬢として甘やかされてきたためわがままで、ユン・ソルに対して敵対心を持っており、事あるごとに邪魔をしようとします。

イ・フン/ユン・イチャン

カン・セナの実の父親で、ユン・ソルの養父であるユン・イチャンを演じているのは、イ・フンさんです。ユン・イチャンは元恋人であるミガンとの結婚を考えていたが、カン・チファンの策略によって麻薬所持の容疑で捕まってしまいます。ユン・イチャンは冤罪であることを主張していましたが、ミガンから別れを告げられてしまいました。

出所後はタクシードライバーとして働き、その時にユン・ソルとジョンイムと出会い、夫婦になります。

チョ・ウンスク/ジョンイム

ジョンイムはカン・チファンの元秘書で秘密を知っている人物ということで命を狙われているという人物です。また、ジョンイムは危険を承知でスニョンの子供であるユン・ソルを助け、その後は養女として引き取っています。物語のカギを握っているジョンイム役を演じているのは、チョ・ウンスクさんです。

コ・ウンミ/ミガン

ミガンはカン・チファンの奥さんで、ムジョン建設会長のサンチョルの娘です。愛のない夫婦であるミガンを演じているのがコ・ウンミさんです。

ミガンは元恋人であるユン・イチャンが刑務所に入ってしまったので、父親からカン・チファンとの結婚を勧められますが、妊娠していたことが発覚します。しかし、ミガンはそれを誰にも告げず、冷え切った夫婦生活を送りながら思い出すのはユン・イチャンのことだけです。

『復讐の渦』のあらすじや見どころは?最後はどうなる?

『復讐の渦』の相関図は。日本のドラマにはない複雑さがあり、かなりドロドロとした関係になっていることが伝わってきます。では、『復讐の渦』の見どころや最後はどのような展開を迎えるのでしょうか。

それでは、『復讐の渦』のあらすじや見どころや最後はどうなるか探っていきます。

あらすじ

野心家のカン・チファンのせいで母・スニョンは自殺に追い込まれ、ヘインは命を狙われることになってしまいました。しかし、ヘインはカン・チファンが実の父だと知らぬまま、その魔の手から逃れるためにユン・ソルという名前に変え、優しい養父母と新たな人生を歩み始めます。ただ、ユン・ソルには、さらなる悲劇が待ち受けていました。

ユン・ソルはカン・セナから執拗な嫌がらせを受けます。さらには愛するセナと権力を手に入れるため、悪事に手を染めていく検事のドヒョンによって殺人の濡れ衣を着せられてしまいました。

 

様々なことが絡み合う復讐劇

日本のドラマであれば、主人公が因縁の相手に復讐するというのがテーマになっているかと思われます。しかし、『復讐の渦』はそんな単純なものではなく、実の親子でありながらも復讐と報復を計画し、いつの間にか復讐相手の娘とは好きな人を巡って争う関係となっており、恋愛に関することがあちこちで発生しているのが特徴です。

上記では紹介しませんでしたが、カン・セナを想っている人物もおり、ライバルとなるハ・ジヌに敵対心を持っているというようになっているので、複雑な人間関係も見どころではないでしょうか。

復讐の連鎖が終わる

『復讐の渦』第120話では、悪徳検事であるドヒョンがビルの屋上から飛び降り、復讐の相手であるカン・チファンは無期懲役となりました。

そして、ユン・ソルは両親殺害未遂事件の再審で無罪が証明されます。無実となったユン・ソルはハ・ジヌと結婚し、セボムという可愛い女の子を出産して幸せな人生を送っていきました。

まとめ

今回は『復讐の渦』のキャスト相関図やあらすじ、みどころ、最後はどうなるのか解説しました。

『復讐の渦』はマクチャンドラマと言われることだけあり、かなりドロドロとした内容となっていますね。最終的には実の父親であるカン・チファンも娘の存在に気づき、ヘインとハ・ジヌは幸せな生活を送れるようになったので、良い結末だったのではないでしょうか。