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TikTokで話題の小説が映画化!君を愛したひとりの僕へ/僕が愛したすべての君へ

TikTokで話題の小説が映画化!君を愛したひとりの僕へ/僕が愛したすべての君へ

小説「君を愛したひとりの僕へ」と「僕が愛したすべての君へ」を知っていますか?

同時刊行された2つの小説は、読む順番によって読後感が全く異なるとTikTokで話題となりました。そしてこの秋ついに映画化され公開されます。

この記事では、同時公開される映画「君を愛したひとりの僕へ」と「僕が愛したすべての君へ」について調べてみました。

ふたつの世界のひとつの物語がTikTokで話題に

この秋公開される映画「君を愛したひとりの僕へ」と「僕が愛したすべての君へ」は、“並行世界”を行き来することができる世界の同じ名前のふたりの少年が、それぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちるラブストーリーです。

原作は小説家・乙野四方字(おとのよもじ)さんが2006年に刊行した同名の小説です。独立した2作品ですが、2作読むとふたつの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っており、斬新な仕掛けがTik Tokで話題となり、累計発行部数31万部を突破しました。

そして、2022年10月7日(金)に2作品同時に映画が公開されます。

平行社会を行き来するという、TikTok 人気パラレルワールド的な設定だけでも斬新で魅力的ですが、交差するこの2作品を別々のスタジオが手がけているのも面白いポイントなのではないでしょうか。

君を愛したひとりの僕へ(君愛)

Story

両親が離婚して父親とクラス日高暦(ひだかこよみ)は、ある日父親の勤務先で佐藤栞(さとうしおり)という少女と出会う。お互い恋心を抱くものの、親同士の再婚話が全てを一変させた。ふたりは兄妹にならない並行社会へ跳ぼうとするが・・・彼女のいない世界に意味はなかった。

スタッフ

監督:カサヰケンイチ

脚本:坂口理子

キャラクター原案:shimano

制作:トムス・エンタテインメント

プロデューサー:石黒研三

主題歌:「紫苑」/Saucy Dog

キャスト

日高暦(CV:宮沢氷魚)

主人公の日高暦を演じたのは、ミュージシャンの宮沢和史を父にもち、ドラマ「コウノドリ」でレギュラー出演を果たし注目され、その後も多くのドラマや映画に出演し活躍している宮沢氷魚(みやざわひお)さんです。最近では、NHK朝ドラ「ちむどんどん」でのヒロインの相手役・青柳和彦を爽やかに演じられました。

佐藤栞(CV:蒔田彩珠)

君愛のヒロイン佐藤栞を演じたのは、7歳で子役デビューし、ドラマ・CMなどで活躍の蒔田彩珠(まきたあじゅ)さんです。10歳の時に出演したドラマで是枝裕和監督から評価され、是枝作品の常連となった実力派俳優です。最近では、TBSドラマ「妻、小学生になる」で堤真一さんと石田ゆり子さんの娘役を演じています。

佐藤紘子(CV:水野美紀)

栞の母で、暦の父が務める虚室科学研究所の所長の佐藤紘子を演じたのは、芸歴30年以上のベテラン俳優の水野美紀さんです。2017年に第一子を出産。現在子育てに奮闘されながら活躍されています。

瀧川和音(CV:余貴美子)※おばあさんになった和恵

おばあさんになった和恵を演じたのは、2年連続日本アカデミー賞最優秀助演女優賞の受賞歴のある、ベテラン俳優の余貴美子さんです。

日高暦(CV:西岡德馬)※おじいさんになった暦

おじいさんになった暦を演じたのは、時代劇や、特撮ヒーローもの、朝ドラなど多くのドラマや映画に出演し、あらゆる世代の方の記憶に残っている俳優、西岡德馬さんです。

僕が愛したすべての君へ(僕愛)

Story

両親が離婚し母親と暮らす高崎暦(たかさきこよみ)は地元の進学校に入学した。ある日、クラスメイトの瀧川和音(たきがわかずね)に声をかけられた。彼女は85番目の並行世界から移動してきて、その世界では2人は恋人同士だというのだが・・・。

スタッフ

監督:松本淳

脚本:坂口理子

キャラクター原案:shimano

制作:BAKKEN RECORD

プロデューサー:石黒研三

主題歌:「雲を恋う」/須田景凪

キャスト

高崎暦(CV:宮沢氷魚)

君愛の主人公と僕愛の主人公を1人2役演じます。

瀧川和音(CV:橋本愛)

暦のクラスメイトの和音を演じるのは、9月に最終回を迎えたドラマ家庭教師のトラコで主演を務めた橋本愛さんです。どこか神秘的な雰囲気のある橋本愛さんなので、並行死世界から移動してきたという、ちょっと不思議な雰囲気の和音を演じるのが、ピッタリだと思います。

佐藤紘子(CV:水野美紀)

栞の母親。虚室科学研究所所長。どちらの作品にも登場するので、キーパーソンとなるキャラクターかもしれません。

瀧川和音(CV:余貴美子)※おばあさんになった和恵

高崎暦(CV:西岡德馬)※おじいさんになった暦

まとめ

この記事では、10月7日(金)公開予定の話題の映画「君を愛したひとりの僕へ」と「僕が愛したすべての君へ」について、まとめてみました。

『僕愛』から観ると“ちょっと切ないラブストーリー”、『君愛』から観ると“幸せなラブストーリー”、なようです。どちらから観るか悩んでしまいますね。

ぜひ、映画館で素敵なラブストーリーに出会ってくださいね。