「奇跡の和風シンデレラストーリー」として話題を呼んだ名作『わたしの幸せな結婚』。小説は現在進行形で物語が進んでおり、漫画化、アニメ化、映画化、舞台化など、今破竹の勢いで知名度を上げている作品なんです。そんな『わたしの幸せな結婚』が、2023年3月に映画化されることが決まりました。主演にSnow Manの目黒蓮さん、ヒロインには今田美桜さんが抜擢。今まで誰からも愛されたことがなかったヒロインの人生を、冷酷無慈悲として有名な名家の当主が変えていく…そんな和風シンデレラストーリーになっています。その私の幸せな結婚 ネタバレやキャストの魅力についても、たっぷりご紹介していきたいと思います。
気になる!『わたしの幸せな結婚』あらすじ
誰にも愛されなかったヒロイン・美世
特殊な能力を持つ名家に生まれた、今田美桜さん演じる主人公の斎森美世。両親や姉たちには、「異能」と呼ばれる能力が備わっていたものの、なぜだか美世には受け継がれませんでした。そのことがきっかけで、美世は家族から見放され、虐げられながら生きていきました。唯一の見方であった幼なじみの男性は、なんと自分を長らく虐げてきた妹と結婚。美世は孤独と戦いながら、日々家来のような扱いを受けます。
冷酷無慈悲な男のもとへ嫁ぐことに
そんな美世は、ひょんなことからとある軍人の名家に嫁ぐことになります。この軍人というのが、Snow Manの目黒蓮さんが演じる久堂清霞(きよか)。「清霞の所へ行った婚約者候補たちは、3日持たずに逃げ出す。」という噂を聞いた美世は、自分も同じことになるだろうと半ば諦めながら、清霞とともに暮らし始めます。
少しずつ心を通わせる2人
最初は清霞に冷たくあしらわれていた美世ですが、実家に帰るという選択肢もなく、ただひたすらに清霞の身のまわりの世話や料理をこなします。そうしていくうちに、少しずつお互いの存在が愛おしく大切なものになっていることに気が付いていく2人。ほっこり心温まる、甘酸っぱい恋愛物語です。
『わたしの幸せな結婚』見どころは?
本作の見どころは、2人のピュアな恋愛模様だけではなく、人生のどん底だった美世が、清霞との出会いによって初めて幸せを感じ、自信を取り戻していくという人生逆転のヒューマンドラマであること。国宝級イケメンと称される目黒蓮さん、そして圧倒的顔面としてその完璧なビジュアルを武器にしてきた今田美桜さんという、最強のルックスを誇る2人が主人公カップルを演じるわけですが、決してそのビジュアルだけが見どころではないという点が、一番のポイントでしょう。ハッピーエンドになることが最初から分かっているような作品であるにもかかわらず、その過程をずっと見守っていたい…そう思わせるような魅力がありますね。
目黒連に今田美桜、気になるキャストは?
さて、そんな2人の恋物語の脇を固めるキャスト陣も気になりますよね。美世を虐げる家族や、美世が久堂家に嫁いでから恵まれる温かな出会いまで、2人の人生を変えていく登場人物をご紹介していきましょう!
山口紗弥加:斎森香乃子(さいもり かのこ)役
様々な作品で役に入り込み、”怪演”してきた山口紗弥加さんは、亡くなった実母にそっくりな美世を目障りに思い、酷い仕打ちを与える継母を演じます。山口さんはこれまでも継母の役を演じてきたことがあり、その迫力や凄まじさは定評がありますよね。今回もどんな顔を見せてくれるのか、注目が集まります。
髙石あかり:斎森香耶(さいもり かや)役
注目の若手女優・髙石あかりさんが演じるのは、母親と同じく美世を虐げる妹役。さらには美世にとって心の支えでもあった幼なじみの男性を略奪するという悪女っぷりを見せてくれます。
小林涼子:花(はな)役
斎森家の元使用人で、唯一美世に愛情をかけた人物でした。
山本未來:ゆり江役
美世が久堂家に嫁いでから出会う、お手伝いさんの女性。清霞にとって母親のような存在です。長らく実家で酷い扱いを受けてきた美世を温かく迎え入れ、優しさを手向けてくれる存在に。山本さんの優しい空気感が、名家である久堂家の品を物語りますね。
高橋努:斎森真一(さいもり しんいち)役
美世の父親で、継母たちから虐げられている娘を見放してしまう役どころ。高橋さんの優しく、時に弱弱しくも見せる表情が、継母たちの素行を見て見ぬふりをする父親像にハマりそうですね。
まとめ
期待の映画化『わたしの幸せな結婚』。今最も勢いのある俳優・目黒蓮初の単独主演映画ということで、世間からも期待が寄せられています。原作は小説から始まり、漫画化され、のちに文庫化。そして朗読劇として舞台化もされたのち、2022年にはアニメ化と映画化が決定するという話題作なんです。公開に向けて、その豪華なキャスト陣が物語をどう彩っていくのか…注目が集まりますね。その迫力満点の映像美も、ぜひ映画館でご覧になってみてくださいね!