ファンなら全部知ってる?宮崎駿が原作・脚本・監督のジブリ映画は?

スタジオジブリの新作映画『君たちはどう生きるか』の公開日が、7月14日に決定しました!宮崎駿さんが原作・脚本・監督を務めるのは、『風立ちぬ』以来9年ぶりとなります。

今回は宮崎駿さんが原作・脚本・監督を務めた、歴代ジブリ作品についてまとめてみました!

『風の谷のナウシカ』

  • 公開日:1984年3月11日
  • 興行収入:22億円

「火の七日間」と呼ばれる最終戦争によって汚染された地球で、巨神兵を巡る人類同士の新たな争いに巻き込まれる、風の谷に住むナウシカを描いた作品です。厳密にはトップクラフトという映画製作会社の制作でジブリ映画ではないですが、宮崎駿さんが原作・脚本・監督を務めた最初の作品として、映画同様原作の方にも多くのファンを持つ、今もなお愛される作品です。

『天空の城ラピュタ』

  • 公開日:1986年8月2日
  • 興行収入:12億円

機械工の少年・パズーのもとに突然現れた謎の少女・シータと、空に浮かぶ伝説の地・ラピュタを巡って繰り広げられる冒険物語です。スタジオジブリが製作した最初の作品で、壮大でロマンあふれる物語が魅力の作品です。地上波で再放送されると、作中に出てくる食事やクライマックスで使われる特別な言葉が、毎回SNSを騒がせる人気のジブリ作品です。

『となりのトトロ』

  • 公開日:1988年4月16日
  • 興行収入:12億円

田舎に引っ越してきたサツキとメイが、子供にしか見えない不思議な生き物・トトロと出会い交流を深めていく、心温まる物語です。人間同士の争いや冒険ではなく、子供から大人まで親しみやすい不思議な物語が作品の見どころです。見えずともみんなのそばに寄り添ってくれるような優しい存在を描きたかったと宮崎駿さんは話しています。観ると子供時代に戻りたくなるような、不思議な魅力を秘めたジブリ作品です。

『紅の豚』

  • 公開日:1992年7月18日
  • 興行収入:54億円

第一次世界大戦後のイタリアを舞台に、呪いを受けて豚となった戦闘機乗りのポルコとその生き様を描いたジブリ作品です。激しい空中戦やポルコのダンディーな振る舞いに、つい見とれてしまう人も多いのではないでしょうか。戦後の活気あふれる街の様子と、どこか切なさを含んだ言葉の数々が魅力ですよね。

『On Your Mark』

  • 公開日:1995年7月15日

環境破壊によって汚染され、人々が地下で暮らすようになった世紀末の世界が舞台です。CHAGE and ASKAの楽曲「On Your Mark」のPVとして製作された短編映画で、発表当時大きな話題になりました。セリフがなく物語自体も7分弱という短さですが、その独特の世界観に惹かれる人も多い人気の作品です。CHAGE and ASKAのコンサート会場で公開されただけでなく、『耳をすませば』の同時上映でも公開され、その人気ぶりから本格的な映画製作を依頼する声も多かったみたいですよ。

『もののけ姫』

  • 公開日:1997年7月12日
  • 興行収入:202億円

生活や領地の争いで自然を破壊する人間たちと、それに抗う自然の生き物たちの戦いを描いた壮大な物語です。終始流れる暗い雰囲気と奇妙な獣たちが、不気味な雰囲気を醸し出していますが、今を生きる人々の心に響く物語として人気のジブリ作品ですね。美しい自然の描写や、物語を彩る久石譲さん作曲の音楽が世界観に見事にマッチし、作品への没入感を底上げしています。子供には少々刺激が強い描写がありますが、ジブリ作品の中でも観て間違いのない作品の一つです。

『千と千尋の神隠し』

  • 公開日:2001年7月20日
  • 興行収入:317億円

神が暮らす世界に迷い込んでしまった小学生の千尋が、豚にされてしまった両親と元の世界に帰るために、異形の者たちが集まる温泉宿で奮闘する様子を描いた感動大作です。数あるジブリ作品の中でもっとも多い興行収入を記録している、言わずと知れた人気作品ですね。小学生の千尋が見知らぬ世界で周囲の助けを得ながら葛藤する姿に、涙する人も多かったのではないでしょうか。過酷な世界とは知りながらも、一度はあの温泉宿で働いてみたいと思ってしまうほど、たくさんの魅力が詰まったジブリ作品ですね。

『崖の上のポニョ』

  • 公開日:2008年7月19日
  • 興行収入:155億円

海辺の崖の上に暮らす少年・宗助と魚の女の子・ポニョの心温まる絆の物語です。ジブリ作品では珍しい恋愛模様を主軸とした物語で、大人から子供まで楽しめるエンターテインメント性のある作品です。好みが分かれる物語ですが、水の波紋や波のリアルな動きなど、複雑な映像描写がすべて手書きで描かれたことでも注目を浴びました。

『風立ちぬ』

  • 公開日:2013年7月21日
  • 興行収入:120億円

戦時中の日本を舞台に、航空機の設計士・堀越二郎と、病弱な里見菜穂子の恋愛模様と夢を追う様子を描いたロマンあふれる物語です。「戦争」というテーマの中で、困難に立ち向かう人々の様子が胸に響きます。ポニョとは違った大人の恋愛模様を描いた作品でメッセージ性もある作品なので、静かに映画を楽しみたいという人におすすめのジブリ作品です。

まとめ

今回は宮崎駿さんが原作・脚本・監督を務めたジブリ作品をまとめました!どの作品も有名ですが、原作を読んでから改めて映画を見ると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。

新作のジブリ映画「君たちはどう生きるか」の公開前にこれまでの作品を観て、ジブリ熱を高めておきましょう!

投稿者 kayou