最近、NISAやIDECOなどの投資信託が話題となり、今まで投資に興味の無かった人が少額からでも始められる投資が増えてきています。例えば、ポイント投資は証券口座が必要なサービスと不要なサービスがあり、不要なサービスは証券口座を開設しなくてもIDさえあれば、気軽に投資体験を行うことができます。
このように、気軽に始めることのできる投資から、幅広い知識とアンテナで投資を行うFX投資や株式投資など、投資の世界にはたくさんの種類がありますが、実際に業界内ではどんなことが行われているのか気になりますよね。
今回は、「投資を始めたいけどなかなか始めることができない」、「投資の世界とは、どんな世界なのか気になる」といった方におススメしたい映画を7つご紹介します。
投資に興味がある人におすすめの映画7選
①マネー・トレーダー
「女王陛下の銀行」と呼ばれるほどのメガバンクだった銀行が、たった一人の男によって崩壊してしまう物語で、実録映画となっています。
主人公のニックは、銀行に莫大な利益をもたらしていると思っていましたが、実際はミスを隠してどんどん損失を増やしてしまいます。失敗を誤魔化すことで、とんでもない事態を招いてしまうということが教訓になる映画ではないでしょうか。
②ハゲタカ
2007年にNHKで放送されたドラマ「ハゲタカ」が映画化されたもので、中国系ファンドとの大手自動車メーカーの買収をめぐる攻防戦を描いています。徹底的合理主義の主人公の心情や緊張感などの臨場感があり、思わず見入ってしまいます。
ドラマは未視聴でも、問題なく見ることができますが、登場人物などの基本情報を知っておいたほうがより楽しめるため、ドラマ版を見てから映画を鑑賞することをおススメします!
③ウォール街
アメリカでは、作中の登場人物に憧れて投資を始める人も出てくるほど、大ヒットとなった「ウォール街」。株式ディーラーのインサイド取引をテーマに、出世したい営業マンと敏腕投資家が織り成す物語で、強欲になりすぎることで失敗することを学ぶことができるのではないでしょうか。
④ウォールストリート
2010年に公開された「ウォール街」の続編として、20年越しに実現した続編映画です。
前作で刑務所入りした敏腕投資家が出所して再生していく物語で、前回の「ウォール街」とはまた違った、主人公の父親としての心情やヒューマンドラマのような要素もあり、見やすい作品となっています。前作とセットでの鑑賞がおススメです!
⑤マージン・コール
2008年の世界的金融危機として有名な「リーマン・ショック」を題材に、当時の金融業界での視点からみたリーマン・ショックを描いた作品。リアルな状況での緊迫感のある一作品となっています。
様々な思惑が飛び交う金融の世界で、人の欲やエゴで、引き起こる事態に、それぞれの信念や矜持をもって行動することが大事だということを学ぶことができるのではないでしょうか。
⑥ウルフオブウォールストリート
ジョーダン・ベルフォートの回想録「ウォール街狂乱日記」を原作として、レオナルド・ディカプリオ主演で話題となった作品です。
実在するジョーダンの「ぶっ飛び」加減の中にも、話術や考え方など、ビジネスや経済面で勉強になる面は多々あり、レオナルドディカプリオの演技力も相まって、とても面白い一作品になっています。
⑦インサイド・ジョブ
2010年公開でアカデミー賞を受賞した「インサイド・ジョブ」。リーマン・ショックや世界金融危機を、金融業界のインサイダーや政治家、専門家にインタビューを行い、様々な観点から当時の真実を暴いていくドキュメンタリー映画となっています。
普段は知ることのできない業界の裏側や、実際に起こった真実を深掘りしているため、投資の怖さを、いろんな視点から見ることができるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。FX投資や様々な投資をする上での教訓や学びを金融映画で知ることも可能であることが分かりました。
リスクもリターンも含んでいる投資の世界では、判断力や情報力、いろいろな「力」が必要になってくるので、今回ご紹介した作品を見て、様々な心情や状況判断も自分の材料として勉強しておくのも良いかと思います。
ご紹介した映画の中には、金融用語や基礎知識が必要なものもあるので、ある程度の情報を頭にインプットしてから鑑賞すると、さらに深く学ぶことができるのではないでしょうか。