中国ドラマ「招揺」はバイルーとシューカイ主演の大型ラブ史劇です。
壮大なスケールで描かれた復讐やアクションも詰め込んだ人気ドラマの最終回が知りたいですね!
招揺と厲塵瀾はハッピーエンド?
万鈞剣は封印できるのか、結末が知りたいわ。
気になる中国ドラマ招揺の最終回のあらすじをネタバレでご紹介します。
中国ドラマ招揺の最終回のあらすじネタバレ!
(先回までの流れ)
死闘の末、洛明軒(らくめいけん)との戦いに勝利した招揺達。
しかし万鈞(ばんきん)剣を召喚することにより心魔を制御できなくなった厲塵瀾(れいじんらん)は今度は招揺と戦うのでした。
赤い目となった厲塵瀾は容赦なく万鈞剣で招揺を切りつけます。
六合天一剣で応戦する招揺。
しかし、時を見て厲塵瀾は万均剣を手放し招揺の一撃をその胸に受けるのです。
そして招揺を抱き寄せると六合天一剣の剣が厲塵瀾の身体を貫きました。
驚き叫ぶ招揺に厲塵瀾は微笑んで「宿命ではなく俺の決断だ」と告げ、深い奈落に落ちて行きました。
かつてこの場で招揺を探した厲塵瀾のように、招揺も泣きながら彼を探します。
同じ頃、「勝っても負けても戦は人を苦しめる」と言い琴千弦(きんせんげん)は戦でなくなった多くの人々を供養し自らも光の粒となって天にのぼっていきました。
洛明軒との戦いに勝利した招揺と厲塵瀾の結末はどうなるのでしょうか?
最終回のあらすじをネタバレでご紹介します。
最終回あらすじネタバレ①厲塵瀾の心魔は?
万路門
招揺が寝ている厲塵瀾の手をとると「招揺」とつぶやき、目を覚ましました。
招揺の顔を見た厲塵瀾は安堵し、静かに微笑みます。
戻ってきた琴芷嫣(きんしえん)が招揺を呼んで厲塵瀾の容態を聞くと「今、目覚めた」と答えました。
「残る問題は万鈞剣ね」という琴芷嫣に「万物は相生相克よ、制する方法はあるはず。蔵書閣で方法を探す」と招揺は答えます。
前回、身体を剣で貫いて打ち勝ったのにまだ万鈞剣の威力が残っているの!?とびっくりします。
琴芷嫣はこれを渡すわと「虛宗記事」という書物を招揺に差し出します。
その時、厲塵瀾は起き上がり二人の話を聞いています。
厲塵瀾の表情は弱々しいものの以前の穏やかな厲塵瀾のようです。
危険な書物だから鳳山から持ち帰ったという琴芷嫣に処理するにふさわしい人のところへ持っていくと答える招揺でした。
最終回あらすじネタバレ②四大山主の結末は?
万路門には東西南北の山主がいました。
北山主の袁桀(えんけつ)は裏切ってもう死んでいますので行きている残り3人と招揺と厲塵瀾の右腕となったの琴芷嫣の結末をご紹介します。
南山主(顧晗光は亡くなり代わり)の沈千錦
(元観雨楼楼主)
招揺と厲塵瀾は沈千錦(しんせんきん)のもとへ行きました。
沈千錦はその日が顧晗光(しかんこう)と決めた婚儀の日だと言います。
婚礼衣装を着た沈千錦は婚礼の儀を行うので参列して欲しいと招揺たちに頼みます。
招揺と厲塵瀾は見守る中で沈千錦は婚礼の盃を顧晗光の墓前で一杯二杯と酌み自らが飲むと半分は地に撒きました。
そして沈千錦は招揺達を見ると「愛し合う者たちに悲しみの訪れぬことを願う」と言って三杯目の酒を飲み干し残りの酒を撒きました。
顧晗光、生きててほしかったですね。
沈千錦は虛宗記事を燃やすと招揺と厲塵瀾に「今を大切に。僅かな希望でも決して諦めないで」と言うのでした。
その言葉に二人はうなずきあうと、厲塵瀾は招揺の肩を抱きました。
東山主の路十七
竹林にいて積石の前で「嘘つき」とつぶやく路十七(ろじゅうしち)。
「光は見えたけれどのぼっていく姿は見えなかった」と琴千弦を偲びます。
そこに琴芷嫣が来ます。
目を伏せる路十七に琴芷嫣が、「おじ上は命を捨てて衆生を救い志を果たしたんだもの、おじ上が世俗に心を残さないようににもう悲しまないで」と優しく慰めます。
「琴千弦に会いたい、会って話したい、どこにいるのだ?」という路十七。
「みんなのために死んだのだからみんながいるところにいるわ」という琴芷嫣。
二人がその場から離れるとどこからか蝶がふわりとやってきて積石にとまりました。
この蝶はきっと琴千弦ですね。
招揺は蔵書閣に籠もり万均剣を封印する方法を調べています。
路十七は招揺に命じられ厲塵瀾から離れることができないので、机の前に座る彼の前をうろうろし邪魔をします。
退屈で仕方ないのですね。
琴芷嫣が力を持て余している路十七に「新門徒の訓練を任せては?」と提案するも面倒だと断る路十七。
しかし司馬容(しばよう)が「1人教えたら鶏の足を10本やる」と言うと「やる!」と即答するのでした。
路十七は純粋で力持ちで招揺や琴千弦が大好きで、癒される可愛いキャラでした♪
次期門主の琴芷嫣
琴芷嫣は厲塵瀾に指示されるより先に仕事をこなしていく才覚があります。
その様子を見て司馬容は「招揺は恵まれてるな」と言いました。
「何が?」と路十七が聞くと厲塵瀾が「人材だよ」と納得顔で答えます。
厲塵瀾がいなくても安心して万路門を任せられそうです。
誰よりも大きく変わり成長したのが琴芷嫣ですね!
西山主の司馬容
司馬容は一つの陣の図を厲塵瀾に渡し、みんなで見ています。
「この陣で万鈞剣を完全に封印できるとは限らぬ。今度、心魔を制御できなくなれば二度と封印はできまい。充分注意せよ。心魔に惑わされてはならぬ」と話す司馬容。
「分かった!六合天一剣を携えて剣塚に籠り心魔をとり除く」と決意する厲塵瀾。
そして厲塵瀾が剣塚に籠もると招揺の姿も見えなくなりました。
どこに行ったのでしょうか?
最終回あらすじネタバレ③5年後
そして5年の月日が経ちました。
心魔を取り除くのには時間がかかるのでした。
新門主となったのは琴芷嫣で、今は威厳もあり門主としての風格も感じられます。
彼女なら責任を持って取り組んでいることでしょう。
招揺は町で見掛けられていますがここには来ていません。
きっと厲塵瀾を待ち続けているのだろうと琴芷嫣は思います。
そしてある日、新しい北山主が任命されました。
「守るのは門主だけではなく塵稷山の土地とここに住む全ての人々なのだ」と告げていたところに招揺を見かけたと言う報告が入ります。
そして、招揺が新しい北山主を見に来たと思い連れて外へ出た琴芷嫣は、「路招揺、堂々と戻ってきて。いるんでしょ?」と外に出て叫びます。
ここで、招揺と琴芷嫣との出会いから一緒に過ごした日々の回想シーンが流れます。
同じ琴芷嫣の姿に見えるようになったり、琴芷嫣の姿でさまざまな艱難辛苦をともに歩んできたこと・・。
招揺のマネをしながらその気概に影響されて琴芷嫣はだんだん強くなっていった気がします。
琴芷嫣のもともとの純粋さと招揺のワルさを同じ容貌で演じ分けたシアオ・イエンもすごいと思いました。
その姿を陰から見ていた招揺は、琴芷嫣に姿を見せずに去るのでした。
司馬容は脚を固定する器具を作り歩けるようになっていました。
脚を負傷する前の勇ましい姿が映し出されます。
「歩けるようになったのね」と声をかける招揺に「まだ出てこないのか」と厲塵瀾の事を尋ねます。
「待つわ。お茶を準備して待ってて」と答える招揺です。
琴芷嫣は沈千錦の所へ行ってみました。
沈千錦はゆうべ晗光の墓前にお酒が供えてあったと話します。
ここにも招揺は来たようです。
そしておいてあった招待状に目を止めます。
「そうだったわ、柳滄嶺(りゅうそうれい)に二人目が生まれたのよね」と琴芷嫣と沈千錦は言い合いました。
柳滄嶺と想いあった頃を思い出し、その後違う道をそれぞれ歩んできたのだわと思う琴芷嫣です。
鑒心門(かんしんもん)の柳滄嶺はもう他の妻を娶り子をなしたのでした。
彼のところにも招揺は来ていました。
生まれた赤ん坊を妻とともに見つめる柳滄嶺。
招揺は滄嶺の幼い娘が近づいて来るとその娘にどうぞと巾着を渡しました。
そして柳滄嶺にも会わずに消えるのでした。
みんなのところに来る招揺は白い衣装で以前の彼女より弱々しく見えます。
そして茶屋で講談師の話を聞く招揺、しかしその招揺と厲塵瀾を題材にした話はデタラメだったのです。
招揺は「その話は違うわ!」と言います。
「厲塵瀾は孤独な世界に住み世間を恨んでいた。でも強く優しくなったの。彼を愛したことに悔いは無いわ」と本当の厲塵瀾の姿を語ります。
茶屋を出て(そして私も変わった、誰も私を恐れない。あなたの瞳に星を見たの。あんな輝きは星でも見られない。)とひとり厲塵瀾を想うのでした。
最終回あらすじネタバレ④万釣剣が封印される
剣塚で厲塵瀾は万鈞剣を封印していました。
万鈞剣をもとあった塚に打ち込みます。
黒い煙を入れ込む厲塵瀾を招揺も助けるのでした。
魔王の剣と呼ばれる万釣剣は主人と認めた者を覇者へと導くと言われていたのです。
招揺が是が非でも手に入れたいと思っていた万鈞剣を、招揺自ら封印する日が来るとは夢にも思っていなかった、と思い返します。
あの日を先に万鈞剣を掴んだことをずっと後悔してきたという厲塵瀾に、「あの日があったから私はあなたの心の内を知ることができたのよ」と話すのでした。
幻想の世界~水の上に浮かぶ筏の上、剣を水中に投げ込む厲塵瀾。
蝶が舞っています。剣は深く沈んでいきます。~
結末はハッピーエンド!
順安町で招揺と厲塵瀾は連れだって歩いています。
「墨青、今気づいたわ。万鈞剣を封印してから本当のあなたに戻ったようね」
そう話す招揺に「初めて会った時、俺になんと言った?」と聞く厲塵瀾。
「一緒に行こうと」「天の果てまで一緒だ」二人は言い笑顔で見つめ合います。
十数年後。
厲明書(厲塵瀾と路招揺の息子)は姉に「姉さんいつまで待たせる?」と文句を言っています。
そこへ現れた厲明歌(厲塵瀾と路招揺の娘)は
「昔の父さんと母さんみたいに天下を騒がせるわよ!姉さんに任せておいて。どう侠客らしい?」
と昔の招揺そっくりの格好をしているのです。
「アザまで必要か?」という厲明書に「当然でしょ!アザのある父さんの容貌に母さんは惚れたんだから」と厲明歌は返します。
2人は昔の招揺たちと同じ格好をしてきたのですね。
「姉さん、帰らないか?」と辟易する弟に「平気よ!父さんは私に甘いわ」と言う姉は招揺似でしょうか♪
「父さんは姉さんより母さんに甘い」
「何よ私に嫉妬してるの?」
「何だよやるか?」
その昔、戦いのあった門の下で姉弟は楽しくふざけあうのでした。
招揺と厲塵瀾の結末は完全なハッピーエンドでしたね!
最後には、子どもたちの姿まで見せてくれて、可愛らしい二人の姿で締めくくられ嬉しいかぎりです♪
正統派が善とされる世界で邪となり天下を治めようとしたヒロイン招揺が選んだこの結末。
万鈞剣から始まり万鈞剣に終わりました。
現代の万鈞剣とは何なのでしょうか?
琴芷嫣の言葉のように、その地に住む民を守る長が万鈞剣以上の力であってほしいですね!
中国ドラマ招揺の最終回のあらすじネタバレのまとめ!
いかがでしたか?
中国ドラマ招揺の最終回あらすじをネタバレでご紹介しました。
厲塵瀾の姿がなかなか出てこないのでヤキモキしましたけれども最後には幸せな招揺との結末が見れました。
亡くなってしまった仲間もいましたが、琴芷嫣・路十七・司馬容・沈千錦とそれぞれの結末が心情とともに描かれていましたね。
中国ドラマ「招揺」の結末は、素晴らしいハッピーエンドの最終回だったと思います。
まだご覧になっていない方、中国ドラマ「招揺」はぜひおすすめです!
画像引用:招揺公式サイト・招揺公式ポスター