中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」はヤン・ミーとイーサン・ルアン主演の大ヒット大型ラブ史劇です。
扶揺の激動の運命と一途な愛を壮大なスケールで描くファンタジードラマ!
この「扶揺」に原作はあるのでしょうか?

もしかして、扶揺の原作って小説なの?

扶揺にはモデルがいるのか知りたいわ。
こちらでは、扶揺の原作小説やその作者について、またヒロインに史実のモデルがいるのか調べました。
また、気になる原作小説とドラマの違いもご紹介します。
扶揺の原作は小説?作者は誰?

扶揺は、運命の少女が自分の出生の秘密を知るために五国を旅してまわることになるお話です。
彼女は自分にかけられた生来の封印をときながら、平和な世界を取り戻すために戦うファンタジックラブ史劇です。
壮大なドラマ「扶揺」に原作があるのか調べてみました。
扶揺の原作は小説!

扶揺の原作は、天下帰元が書いた「扶揺皇后」という小説です。
上巻と下巻がある長編小説です。(日本発売版)
- 『扶揺皇后・第一巻』 912頁 67章
- 『扶揺皇后・第二巻』 968頁 64章と番外編
中国では、2011年6月1日発行されたようです。
現代の若き考古学博士の孟扶搖(もうふーやお)が、発掘調査中に五州大陸にタイムスリップするという内容の小説です。
中国では数々の読者賞などを受賞した一大タイムスリップ・ラブロマンス小説です。
扶揺皇后の作者は?

作者は天下帰元(てんかきげん)です。
2月10日生まれ。生まれた年は不明。
人気ベストセラー小説家です。
現在、江蘇の鎮江に住んでいるようです。

Xiaoxiangアカデミーというガールズネットワークで活躍している女性作家!
今や、ウェブサイトの文学小説の代表なんです♡

【天下帰元】
彼女の執筆は力強く、ユーモラスでとても想像力に富んでいます。
また見事に配置され階層化されており、感情的な表現もとても素晴らしいのです。
プロット(ストーリーの筋)は壮大でエキサイティング。
作品には数万のヒットがあり数万のファンがいます。
日本でも放送されたドラマ「天盛長歌/鳳凰の飛翔」の原作となった「凰権」の作者です。
扶揺の史実のモデルは?

調べてみましたが、扶揺に実在のモデルがいるという情報はありませんでした。

扶揺の時代や設定自体も架空のもの?
中国でも配信とともに、扶揺はどの王朝の物語なのか?とか誰をモデルとしているか?という質問は多くあったようです。
という答えしか見つかりませんでした。
執筆にあたり何かを参考にしたかもしれませんが、史実の人物ではないことは確かなようです。

こんな壮大なストーリーを考えられる天下帰元の才能に驚きますね♪
扶揺の小説は読める?

現在、日本語版は販売されていないようです。

中国語で読むしかないようですね。
イーサン・ルアンは脚本が届く前に原作の小説を読んでこう感想を述べています。
演じる長孫無極(ちょうそんむきょく)に対してとても深い印象が残りました。このような役を演じたことが無かったので、ぜひ演じてみたいと思いました。

ルアンも心を動かされる小説だったのですね
ここまでくると、「扶揺」の原作小説とドラマでは違いがあるのか気になりますね。
さっそく見ていきましょう。
扶揺の原作小説とドラマの違いはどこ?

扶揺の原作小説は、扶揺がタイムスリップしていました。
でも、ドラマでは違っていました。
ここでは、キャストにポイントを当てて“ドラマと原作小説の違い”を説明しますね。
扶揺(フーヤオ)の場合

原作小説 | ドラマ |
扶揺は現代に生きる23歳の女性。母ひとり子ひとりで育ち、母は病弱で腎臓透析が必要。 彼女は大学の考古学教授で、発掘調査をしていたときに事故にあい、気がついたときは五州大陸へタイムスリップしていたのです。 そして、年齢は5歳になっていました。 | 扶揺は玄元山で、周じいに見つけられました。 そのときの年齢は5歳。 |
ドラマでは、現代やタイムスリップのことには触れていません。
小説では、タイムスリップした扶揺は病弱な母のことを忘れていないのでした。

画像引用:Baidu百科
原作小説 | ドラマ |
扶揺は一生懸命に武術を学びます。“蒼穹国の不思議な仙術”で現代の母親の元へ帰ろうとしていたのでした。 | 扶揺は古代の大空で考案された“蓮の神の生まれ変わり”であるとなっています。 |

扶揺のドラマと原作小説の大きな違い。
物語の最初の設定が違う!のです。
長孫無極(チョウソンムキョク)の場合

原作小説 | ドラマ |
扶揺が無極と出会い、お互いに大切な存在として愛しあうところ、また相手を思いながら敵として戦うところは大体同じようです。 | |
国の名前が無極国 | 国の名前が天権国 |
実の父が皇帝ではなく長孫迦(ちょうそんか)で、兄と弟で無極の母を取り合う事になったのは同じ。 | |
実の父が皇帝でない事実を早く知るのは原作。 | 終盤に実の父が皇帝でないことを知り、クライマックスを迎えるのがドラマです。 |

忠義を尽くす無極だったので、ドラマでは長孫迦が自分の父親で、しかも討伐しなければいけない相手になった場面は、盛り上がりましたね。
戦北野(センホクヤ)の場合

戦北野は原作小説にも登場します。
そして扶揺を好きになるのも同じです。
原作小説 | ドラマ |
扶揺をずっと思い続ける。 | 扶揺ではなく、いつも自分のために生きてくれた雅蘭珠と結ばれる。 |

ドラマでは、戦北野のために自分の目まであげてしまった雅蘭珠。
その深い愛に感動しました♡
雅蘭珠(ガランジュ)の場合

原作小説では、雅蘭珠は戦北野を一途に愛するも報われず。
のちに立派な扶風(ふふう)国の王女となる結末です。

これは絶対にドラマ版のほうが良いかも。
元宝(ゲンポウ)の場合
「扶揺」視聴終了!
元宝のブチャカワさがかなり好きだったな
#扶揺 #元宝 pic.twitter.com/7mYd8P4ovZ— CeCe (@cece_bruins) December 21, 2019
扶揺ファンならご存知、元宝も(無極に可愛がられているネズミ)♡原作にもいるようです♪
扶揺の原作小説では
空に浮かぶ天の奇跡のネズミ、100年に1匹。彼はユニコーンフルーツを食べるのが好きです。全身は白くて太っています
という表記です。
ドラマでは、扶揺や無極のピンチを助け、2人の縁を結んでくれる“賢い元宝”に癒されました。

帰元さん、ありがとうって気持ちです♪
こちらでは、扶揺(フーヤオ)のキャストと相関図を画像付きで紹介しています。
扶揺の原作は小説!まとめ

いかがでしたか?
中国ドラマ「扶揺」の原作小説についてご紹介してきました。
原作の小説「扶揺皇后」は、人気ベストセラー作家の天下帰元が執筆。
そして多くの賞を受賞した素晴らしい小説です。

これらを映像化するのは本当に大変で、制作費が総額83億円だそう!
扶揺の原作小説の日本語訳が発刊されたら、ヤンミーとイーサン・ルアンそして元宝を思い浮かべながら読みたいと思います♡
画像引用:扶揺公式サイト